遊戯王再興への道

遊戯王含めTCG関係のブログです。リンクスについてもちょこちょこと。更新は遅めです。

必要なカードについてー手札誘発

ー手札誘発って?
よく言われるのが「はるうらら買ってどうぞ」「手札誘発さえ買えばあとはどうとでもなる」という文句ですが、これについて。

現在では「ストラクチャーデッキーソウルバーナーー」に再録され、1枚1000円程度程度するカードですが、制限から現在は2枚までとなっております。
結論から言うと、同一種類のカードは数枚は保持しておく必要はあります。

効果は簡単に言うと「デッキからカードを持ってこれなくする」もので、例えば「増援」などで戦士を引っ張ってこようとする際に手札から使ってそれを阻止することができます。

なぜこのカードが必要なのかというと、現在先行ターンで相手にほとんど何もさせないような展開をすることが可能であり、これを抑止する手段として「手札から相手ターンに発動できるカード」が必要だからです。相手が後攻なら先行で罠やモンスターの効果を準備し防ぐことができますが、先行ではそれができませんので、「手札から」「相手ターンに発動」が必要になってしまいます。

現在でしたら「守護竜ワンキル」等で調べていただけるとよいのですが、これをされると何もできないまま1ターンで終わります。ただし、水晶機巧ハリファイバーなど、キーとなるカードさえ止められれば基本的に展開はそこから進展しませんので、手札からこれらを抑止するカードがあればよいのです。他に止める手段としては
浮幽さくら
幽鬼うさぎ
無限泡影
などがあります。

更に言ってしまうと「相手に1ターンで終わらせられる準備がある」時に「手札から妨害するカード」が必ず一枚は必要になります。
仮に1/3の確率で相手の必殺技の準備ができ、1/3の確率で自分が防ぐ手段を確保できるとすれば、相手の必殺技を防げる確率は実質1/9となり、4/9はその展開が全く関係がない状態、2/9で確殺され、2/9で防ぐ手段だけもって杞憂に終わるという状態です。実質2/9は役に立たないわけではありませんので意味がないとは言えませんが、現環境で相手の必殺技の率も減ってきているため、これらのカードの採用枚数は減らすことができると考えます。
実際大会のデッキレシピをみると、灰流うらら2枚に加えて他の手札から発動するカードは多くありません。幽鬼うさぎ、無限泡影が数枚採用されている程度でしょう。ですので、大会を見越しているなら、手札誘発は是非手にいれておきましょう。